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焦土からの復興
ところが、大正12年(1923年)9月の関東大震災で壊滅的被害を受け、またその頃には各地で開港され、外国人居留地に存在した外国商社の多くが東京に移転したころから、輸入品の流れは各港に分散され、輸入品の一手引き受けの魅力を持った元町のウエイトは急速に低下しました。この結果かつての活気は薄れ、山手住宅地に住む一部在日居留外国人客と、東京からわずかに往時の元町のイメージを懐かしむ日本人客の一部とが元町ショッピングストリートの上客として、細々とした営業を続けることになりました。
その後、昭和20年(1945年)5月の太平洋戦争横浜大空襲で、元町ショッピングストリートは再び焼土と化しましたが、終戦と同じに米国進駐軍が大挙して横浜に上陸したころから、奇しくも開港当時の状況が再現されることになったのです。即ち、長年外国人相手の商売のノウハウを培ってきた元町ショッピングストリートは、駐留軍人とその家族の需要を満たす形で復興の緒についたのです。